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 ご説明。

 

当社のケースは昔からの釘打ちにてガラスの固定をしています。 

ケースの枠にもいろいろあり、同じ黒塗りのケースでも、できあがった物では木の材料が何かとか塗りは何とかは殆ど解りません。当社の場合、現在制作しているケースの殆どが、朴の木か、アガチスというケース造りには、一番適した材料を使用しています。従って、ケースには、くるいが少なく、塗りはカシューの艶消し、木目込用の房付きです。

(但し、サイズによっては、前あわせのケース(房なし)のものや、朴の木、アガチス以外の材料を使用している物もございますのでご了承下さい。最近では、圧縮材のケースも多く見られますが、こちらは加工がしやすく、昔に比べ質もかなり向上しておりますので高級品としてもよく使用されます。)


人形ケースの作り方(木工用ボンドをご用意ください。)

図1図A

1,図2のように台の穴の1/2程度までボンドを入れる(市販の木工用ボンドでよい)。穴に入ったボンドを竹串のような物で広げる。
図3図4図5

2,台に柱を立てる。その時、柱は三種類有り、上下もあるので間違えないようにしてください。(図3,4)
  図4は房付ケースの柱の形です。

3,バック板とガラスを差し込む。(図5)

図6図7図8

4,天板の凹部分に台と同じ要領でボンドを入れ、柱の頭を軽く差し込む。その時、扉のピン部分が後から入れられる
  ように、向かって右手前の柱は差し込まないようにしてください。(図6,7)

図9図10図11

5,向かって右側の扉についているピン部分を、下の台の穴、天板の穴に差込みながら、柱を天板の凹部分の奥まで差し込みます。(図9)

6,4で軽く差し込んでおいた天板を、真上から手で押さえつけ、奥まで差し込みます。その時、穴に柱がきちんと入っていなかったり、溝にバックやガラスがきちんと入っていないと奥までさせません。ご注意ください。

7,房付きの場合は房を取り付けます。


※ちょっと一言。・・・

  皆さん人形ケースのガラスが割れると、要らなくなってしまう方はいませんか?人形ケースは普通ガラスが割れるくらいなら修理が出来ます。特に何十年も前の品物は、とても良い材料を使っている物もたくさんあります。枠の塗装が剥げてしまったり、枠が壊れてしまったケースの修理は困難ですが、ガラスが割れてしまっただけなら入れ直せば済むことなのです。
 買ってから何年もたって、ケースにガタがくるのは当たり前です。それは、ケースがダメになったのでは無く、枠を接着しているボンドが劣化したことによるものがとても多いのです。(ただ、中には元々ガタガタの物も有りますが・・・)そういう場合は一度枠を分解して新たにボンドをしっかりつけて組み直せば良いのです。・・・とは言っても、なかなか素人さんでは難しい部分も有りますので、ご近所のお人形屋さんや、ガラス屋さんにご相談してしてみて下さい。(当社に直接お持ちになれる方は当社へどうぞ。)